今日もヒマであるw

ヒマなので続きをw




【バルテック提督の憂鬱】

ふう。話の長い常連客にも困ったものである。
無下にあしらう事も出来んし・・・

ああ、私はご存知の通り、ロンドンで倉庫番をしているバルテックである。
この間の続きでも書くとするかな。

ワイルドは、1X71年6月にブリテン島北東部にある小さな港町に産声を上げた。
(まあ私も同じ時期に生まれたのだが)
港町と言っても、工業が盛んな町だ。大きな工場がいくつもあった。

幼少の頃は、割と優秀だったな。今の体たらくからは想像も出来んがな。
読み書き計算は、普通の子供以上に出来た。
まあ、単に記憶力が少し良かっただけ、だったのだろうな。
習い事も一切していなかった様だ。

その代わり、運動は全然駄目な子供であったな。
スポーツもせず、いつも私と一緒に図書館で本を読んでいた記憶がある。

中級学校に上がってからも、最初の内は成績は上の方だったな。
だが段々と悪くなっていったな。
まあ、馬鹿が本領を発揮してきたのだ。

一応、スポーツ部にも入ったらしい。確かテーブルテニスだった筈だ。
理由を聞いたら、「練習に行かなくとも良いから」
という訳の判らん返事が返ってきたのを覚えている。
だったら最初から入らなければ良いのに・・・ 

ヤツが、学校生活最後の試合があると言うので見に行った事がある。
最後の試合は、上級生は強制出場するらしい。
ヤツは、面倒だし疲れるから試合には出たく無い、と言った。
まあ理由も判る。練習はしない、やる気は無い、・・・
何より、自分のラケットすら持っていなかったのだから。

試合の直前、そんなヤツに対しチームメイトはこう言った。
「20分で終わらせろ。隣の体育館のバレー部を応援に行くぞ!」
ヤツはそれに対して、一言 オウ! と答え試合に臨んで行った。
サッサと負けろと言うチームメイトもどうかしているが、
それにオウと答えるヤツもヤツである。

私は、その後姿を呆然と見る事しか出来なかった・・・

20分も要らなかったらしい。
ヤツは15分程で帰って来た。もちろん、惨敗であるw
そしてすぐにバレー部の応援に走って行った。

馬鹿のやる事は判らない・・・

中級学校へ入って三年目の冬、上級学校への進学の準備が始まった。
同窓の仲間達は、それぞれ自分の将来を見据え進学先を決めていた。

しかしワイルドは、何処に進むかハッキリ決めていなかったのだ。
理由を聞いた所、こんな返事が帰って来た。
「あのコがまだ決まってないので、決めて無い」

当時、ヤツも一人前に好きなコが居たらしい。
でもそれを進学先を決めるファクターには、普通しない・・・
そしてヤツは一言こう言ったのだ。
「オレの人生、他人次第!」
私は、もうそれ以上、ヤツの話を聞くのは止めた。馬鹿が伝染るのが嫌だったからである。
その後、ヤツは何とか彼女の進学先を聞き出したらしい。

そして締切の日が来て、仲間の進学先が発表された。
何と彼女は、ワイルドが聞いていたのと違う学校に進学する事になっていた。
しかも、方向も正反対だった・・・

ヤツは激しく落胆していた。でも仕方ない。
そんな理由で自分の人生を決める馬鹿には掛ける言葉は無いのだw

おや、もう店仕舞の時間か。
続きはまた手が空いた時にでも書くとするかな。

・・・ガラガラ・・・ ピシャリ
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by wildcats_777 | 2006-12-13 16:52 | 大航海時代


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